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              knit all together

 

新型コロナウイルス感染症により自粛期間になった2020年4月~5月のステイホームを少しでもポジティブに過ごすことは出来ないかと思い、自粛期間中に一般の方がご家庭で編んだ編み物を集めて1つのアート作品を作り上げるknit all togetherという企画を2020年4月に始めました。このプロジェクトを通じて作ったアート作品、写真、ポストカードの販売で得た支援金を新型コロナウィルス感染症で被害を受けた方々に寄付するプロジェクトです。ニットブランドMotohiro Tanjiの丹治基浩とフォトグラファーのYuji Watanabeが2人で始めました。

knit all together: instagram

knit all together: twitter

2020年4月~5月の間にSNSを通じて一般の方達にニット作品を募集したところ、100名を超える参加者の方達から様々なニットが届きました。集まったニット作品はセーターやマフラー、あみぐるみ、帽子、カバン、小さなモチーフなど大小様々な1000点以上の作品が届きました。


 

その後、送られてきた様々なニットを丹治が組み直し62点のニットのアート作品をつくりました。

 

この62点のアート作品を組み合わせ4種類の衣装を作り、衣装の撮影はYuji Watanabeが行いました。

 

また国内外のアーティストと、ドローイング、コラージュ、フラワーのコラボレーションも行いました。ドイツ在住のドローイングアーティストFranziska Schutzとは撮影した写真を元に点描画を描いてもらいました。イタリア在住のコラージュアーティストRebecca Coltortiとは撮影した写真を元にコラージュ作品を作ってもらいました。日本とフランスで活動しているフラワーアーティストYurika Moriyaとはニットと花を組み合わせた作品を作ってもらい撮影をしました。

写真左:ドローイング :Franziska Schutz

写真中:コラージュ :Rebecca Coltorti

写真右:フラワー :Yurika Moriya

 

2020年10月27日~11月3日までデザインとアートの展示会「DESIGNART TOKYO 2020」にてknit all togetherのアート作品と写真を展示発表しました。DESIGNART TOKYO 2020では出展費免除の支援プログラム「OVER2020」を受賞することができました。展示会では62点のアート作品を1つの円の形にした直径3メートルの大型ニット作品と写真を展示しました。

 

その後、このプロジェクトを通じて制作したアート作品、写真、ポストカードなどをクラウドファンディングで販売し、売上金額を日本財団の「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援」に寄付しました。

(クラウドファンディングで販売していたアート作品や写真)

 

[スタッフ]
Photographer : Yuji Watanabe (perle management)
Knit Designer : Motohiro Tanji
Hair : Kazuki Fujiwara (perle management)
Hair : Yuri Nakajima
Make-Up : Maki Kunimoto (mod's agency)
Model : Aoi (Bellona)
Model : Kaino Yu (kukka management)
Model : Miku Uehara (hirata office)
Model : Rinko Tsukamoto
Florist : Yurika Moriya
Mix Media : Rebecca Coltorti
Drawing : Franziska Schutz
Special thanks: Fumina Tazoe
Special thanks: Esteem Press